10年を迎えた呼吸する住まいの状況

 2014年も残すところ1か月と20日。月日が経つのがとても早く感じます。

 先日、呼吸する住まい初期バージョンで建てられた住まい手さんのところに10年点検に行ってきました。
 
 ご主人様とお話しをしていて、
「もう10年になるんだねぇ。あっという間だなぁ。10年も経つのに我が家は相変わらずいい感じだよ。というよりも味わいが増してよりよくなってきてるね。住み心地も良いし。10年前に自分が新栄住宅でこの家を建てることを選択して本当に良かった。」と、うれしそうにおしゃっていただき、私自身もうれしく、とても誇らしい気持ちになりました。

 10年を迎えた呼吸する住まいの状況

 もちろん、住まいの方は内部の床や天井の木がいい色になってきていて、外装も床下も非常に良好な状況でした。

 10年を迎えた呼吸する住まいの状況

 ただ、キッチンのIHヒーターだけはここのところ調子が悪いようで、近いうちに取換が必要になると思われます。

 設備機器は、大体10年前後で不具合がでてくるものなので、仕方がない部分ではあります。

 自然の素材を使い、その特徴を活かしてしっかり断熱した住まいは、その家族の暮らしを長期にわたってやさしく包み込んでくれます。

 
 振り返ってみると、私がこの住宅業界に飛び込んでから15年が過ぎました。

 最初に手掛けたのが、高気密高断熱にこだわって建てた自邸の新築でした。

 そして、自邸での失敗や高気密高断熱住宅の欠点を改良した「呼吸する住まい」をつくろうと、

 これまで全力で走ってきました。

 当時は、断熱がしっかりした住宅にこだわっていると言ったら、多くの業界人や職人さんに、
「こんな温暖地の浜松で断熱にこだわってる~???。そんな見えないどうでもいいようなところにお金をかけてたら家なんて売れないよ」とこぞって笑われてました。

 しかし、最近は、2020年に今の法基準よりレベルを上げた断熱性能が義務化になることを受け、各地でプロ向けの断熱セミナーや勉強会が開かれていて、多くの住宅会社さんが参加しています。

 ただ、断熱は非常に奥が深く、一朝一夕にいくようなものではありませし、知識・技術もさることながら、その経験値がどれだけあるかは非常に重要です。

 この温暖地の浜松で断熱住宅の経験値が豊富にある住宅会社さんがどれだけあるか・・・・・。

 私は、これからも住まい手さんに誇りを持って住んでいただける住まいをつくっていきたいと思います。

 

 




 


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この記事へのコメント
想いを貫くってカッコイイです!
天井の木の色いいですね。
Posted by yasukawayasukawa at 2014年11月11日 01:07
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